JAうごの黒毛和牛「うご牛」

格付けA4以上の高級黒毛和牛JAうご産 うご牛

秋田県内市場で即完売する 黒毛和牛「うご牛」

JAうご肉用牛組合では、生産した羽後牛の中でも格付けA4以上のものに『うご牛』(ひらがなの「うご」)という名称を与え販売しております。

羽後町産米の稲わらを活かして牛を育て、堆肥を活かして大地を耕し稲を植える―。JAうごの「農畜循環」が生んだこの黒毛和牛は、秋田県内市場で即完売となるため、県外不出の稀少牛ともいえます。

秋田県内市場で即完売生産者18人 年間出荷頭数わずか120頭

羽後町で育ち出荷される牛を『羽後牛』といいます。
JAうごブランドの『うご牛』は、JAうご肉用牛組合の18名が生産した羽後牛で、なおかつ「格付A4以上」の上級黒毛和牛にのみ認定が与えられます。

そのため年間出荷頭数はわずか120頭と稀少で、高級牛でありながら秋田県内だけで余すところなく全量消費されています。県外に流通されることのない知る人ぞ知る高級牛なのです。


※羽後牛の全てが「うご牛」ではありません。ご購入の際は類似ブランド・類似銘柄品にご注意ください。

農畜循環がつくりだす「うご牛の肉質」

この美しい大理石模様の霜降り肉こそが「うご牛」の象徴です。柔らかな肉質とスッキリした脂のきめの細かな美しいサシ。なおかつ力強い濃厚な肉の旨みを持つのもうご牛の特徴です。

ご覧いただいている霜降り肉の部位はなんとモモ肉です。これほど美しくサシの入ったモモ肉を作り出すのも18人の生産者がなせる業です。

生産者のご紹介

ここで一息 生産者のご紹介

家族3代で羽後牛の飼育をしているJAうご肉用牛組合 組合長の小野さんをご紹介します。

こちらが組合長の小野さんです。
羽後牛は凄く大きいので、実際目の前にすると柵があるとはいえJA職員の私でもドキドキしました。「ひとたび暴れたら大変、決死の覚悟でとめにいかないと」と語る小野さん。

小野さんの息子さん(下写真)も小学校時代、暴れ牛に50m追いかけられ、全力疾走しながら小さな体で「死」を覚悟したそうです。同時に牛と共に生きる宿命を感じ、今に至るとか。現在、当JAの若手職員として活躍しております。大きな体の羽後牛も、小野さんが近づくと愛らしく寄ってきます。 牛たちにも信頼されているんだなと感じます。(ドキドキ…)

息子さんも、負けじと近づいて、牛にチューをしていましたが、牛さんは少し嫌がっていました。それにしても、羽後牛は大きく、角も鋭くもし暴れたらひとたまりもありません。こんな事ができるのは、凄い事なんですよ。いかに愛情を込めて育てているか、そして牛たちに信頼されているかが分かります。
(チューは嫌がられていますが)

写真の羽後牛は、今年一番の羽後牛、800キロ、スタイル抜群!かなりの等級が付く最高級牛になりそうだとおっしゃっていました。「出荷されるときはほっとしますが、どこかやっぱり…少し寂しいです」と語る小野さん。本当に愛しちゃっていますね。

そこまで熱心に大事に育てられている羽後牛、これからは生産者さんや牛さんにもっと感謝しながらおいしく頂きたいと思いました。

取材:なえんもねんしどもの佐藤


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